■施工時期　R6年　10月
■工事場所　秋田県由利本荘市
■工種　A工法　クレーン移動

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杭種：高エネルギー落石防護柵　φ267.4mm　L＝１０ｍ
削孔径：φ350㎜
削孔長：Ｌ＝６ｍ
本数：Ｎ＝6本
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秋田県由利本荘市にて、高エネルギー落石防護柵の支柱を打設する工事を実施しました。

本工事はA工法によるクレーン移動式の施工でしたが、現場は急傾斜の法面であり、そのままマシンを直置きすると鉛直方向への正確な削孔が困難となる状況でした。この課題に対し、各削孔ポイントごとに簡易構台を組立てることで、安定した姿勢での削孔作業を可能としました。

また、施工効率を高めるため、削孔中に次のポイントの構台を並行して組み立てる段取りを採用。これにより作業の無駄を最小限に抑え、工程の停滞を防ぐことができました。

厳しい地形条件下でも、柔軟な現場対応と計画的な作業工程により、工事は順調に進行し、高品質かつ安全に完了いたしました。